県内への移住支援政策として、兵庫県では空き家活用支援事業を行っています。これは6ヶ月以上空き家の期間がある築20年以上の家屋を対象としたもので、神戸市や姫路市とといった人口が多い都市部以外の地域が対象です。
これは空き家の所有者でなければいけない、居住者でなければいけないといったルールはなく、空き家をリフォームして住宅として使いたい人なら所有者でも居住者でも活用できる補助金制度です。
補助対象となるのはリフォーム代ですが、若年子育て世帯向けなのか、学生シェアハウスやUJIIターン世帯なのか、それ以外なのかと言った住宅のタイプによって対象となる補助金額が異なります。
また、兵庫県には、空き家バンクの運営も行われています。移住を希望する地域の空き家をネットで検索できる他、実際にどんなリフォームができそうか、リフォームを施工してくれる業者などもすべてネットで情報収集ができます。
兵庫県では、県が行う補助金制度に加えて、それぞれの市町村区が推進する補助金制度も数多くあります。検討しているリフォームに関する相談や、補助金制度関連の質問に関しても、市町村区役所が窓口になってくれるので安心です。
兵庫県では、「夢かなうひょうご」と言う移住支援サイトを立ち上げ、移住希望者を多方向からサポートしています。イベントやキャンペーン、セミナーなども数多く開催しているので、移住したいと考える人は知りたい情報を素早く入手しやすいかもしれません。ここで紹介した他にも、兵庫県に移住したい方向けの情報を隈なく確認して万全の体制を整えておきましょう。